梅雨時期に多いカビですが、
人体に悪影響を及ぼすカビも多いようですね。
「たけしの本当は怖い家庭の医学」などでも
取り上げられて話題になっていますね。
毎日雨でジメジメするだけでも嫌なんですけどね^^;
前回記事で紹介したトリコスポロンも
カビの一種で肺炎を引き起こすことで有名でしたね。
トリコスポロンの記事はこちら ⇒ トリコスポロンが原因のカビ肺炎!症状と治療は?
世の中には健康な人でも感染し、致死率の高いカビが存在するそうです。
その名も・・・「クリプトコッカス・ガッティ」!
ということで今回は「クリプトコッカス・ガッティ」について
早速調査してみました!!
クリプトコッカス・ガッティとは?空気感染するの?
クリプトコッカス・ガッティとは?
クリプトコッカス-ガッティ(Cryptococcus gattii)は
クリプトコッカス症(cryptococcosis)病原体の一つで
熱帯・亜熱帯地域で見られるカビ(真菌)だそうです。
1999年から、カナダ西部の太平洋沿岸の温帯地域や
アメリカ合衆国の太平洋沿岸の北西部での患者発生が増えているため
注目を浴びているということだそう。
空気感染の危険性は?
クリプトコッカス-ガッティは
木や土壌に存在し、水や空気からも検出されることもあるそうです。
高温になると木の真菌に対する抵抗力が落ちることで
真菌が木の内部に生成され、その木が切り倒されたときなどに
空気中に飛散することがあるそうです。
空気中に飛散した真菌を吸い込むことで発症するようなので
空気感染の危険性もあるようです。
これは怖いですね・・・( ;∀;)
予防法や治療法は?症状と致死率について
クリプトコッカス・ガッティですが、
詳細な大きさなどは不明ですが、ミクロンの世界なので
肉眼では見えないサイズですね。
目に見えない真菌をどうやって予防するの?
今回のクリプトコッカス・ガッティは
真菌が体内に吸い込まれることで鼻腔や肺に定着し、発症するそうです。
推測になりますが、体内に入り込むのを防ぐことが重要になりそうですね。
また上記の通り、温帯地域の木の内部で真菌が生成されることが多いようなので
海外輸入などの木材などに近づかないことが予防法となりそうですね。
あとはマスクとかですかね・・・菌のサイズにもよりそうですが。
主な症状と潜伏期間
主な症状としては髄膜炎や肺炎を起こしたり、
肺・脳・筋肉などにクリプトコッコーマ(cryptococcoma)と呼ばれる
腫瘤(しゅりゅう:こぶなどの総称)を作ったりするそうです。
特に脳に腫瘤が発生した場合は、
命にかかわる可能性が高いとのことです。
体内に吸い込まれてから発病するまでの
潜伏期間は2~13ヶ月と言われているそうです。
致死率が2割を超える?
1999年カナダで集団感染が起こった際、
患者45人中9人と2割の方が亡くなったそうです。
しかも、このクリプトコッカス・ガッティですが
健康な人でも発症する可能性があるということなので
どんな人でも注意が必要だそうです。
治療法は?
そうなると気になるのは治療法ですよね。
調べてみましたが、今現在では効果的なワクチンなどはないようです。
ひどい咳を伴うケースが多いので、気になった場合は早めに
病院で検査を受けることが重要だということです。
何事も早期発見&治療が大切ということですね。
ということで今回は「クリプトコッカス・ガッティ」について
調査してみました!
世界中にはまだまだいろいろな病原菌があるということを
認識させられましたね。
早くワクチンなどの開発が進み、大切な命が守られることを
心より願ってます!
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